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愛知県の台風対策!外構・庭で実践すべき風害予防策まとめ

愛知県は太平洋に面する地理的条件により、毎年のように台風や強風の被害を受けやすい地域です。近年の台風は勢力が強大化しており、外構や庭の風害対策は住まいを守る重要な備えとなっています。

 

 

株式会社原田造園は愛知県東海市を拠点として、1987年の創業以来、東海市・知多市を中心に外構工事・造園工事を手がけております。台風被害の多い愛知県内で長年培ってきた経験から、風害に強い外構・庭づくりのポイントをお伝えします。

 

愛知県の台風被害の特徴と影響


愛知県は地理的に太平洋に面し、台風の通り道に位置するため、全国でも台風上陸数が特に多い地域の一つです。近年の気候変動により台風の大型化・強力化が進んでおり、外構や庭への被害も深刻化しています。

 

愛知県の台風上陸実績と気象特性

愛知県は台風の接近・上陸が非常に多い地域として知られており、気象庁の統計では全国トップクラスの台風上陸数を記録しています。特に名古屋市を中心とした濃尾平野は、台風の勢力が衰えにくい地形的特徴があり、強風による被害が発生しやすい環境にあります。

 

気象要素
愛知県の特徴
外構・庭への影響
台風接近頻度
年平均2〜3回の接近・上陸
フェンス・植栽への反復的ダメージ
最大瞬間風速
40〜50m/s(過去最大記録)
構造物の倒壊・破損リスク
降水量
時間100mm超の集中豪雨
土壌軟化による樹木倒伏
塩害
海岸から内陸部まで飛来
植栽の枯死・金属部品腐食

「参照:気象庁名古屋地方気象台」

 

近年の主要台風被害事例

愛知県では過去に甚大な台風被害を経験しており、特に1959年の伊勢湾台風、2000年の東海豪雨、2018年の台風21号などで大きな被害を受けました。これらの経験から、外構・庭の事前対策の重要性が認識されています。

 

 

フェンス・外構の風害対策

外構フェンスは台風時に最も被害を受けやすい構造物の一つです。適切な材質選択と設置方法により、風害を大幅に軽減できます。愛知県の気候条件に適したフェンス対策をご紹介します。

 

台風に強いフェンス選びのポイント

フェンスの耐風性は材質と構造により大きく左右されます。風を受け流す構造のフェンスほど台風時の安全性が高く、長期的なメンテナンス性も優れています。

 

メッシュフェンス

耐風性:非常に高い(風通し抜群)

特徴:隙間が多く風の影響を受けにくい

適用場所:境界線・安全対策重視エリア

コスト:比較的安価で設置工事も簡単

ルーバーフェンス

耐風性:高い(風を上方向に受け流し)

特徴:目隠し効果と通気性を両立

適用場所:プライバシー確保が必要な場所

コスト:中程度で機能性とのバランス良好

板塀(目隠し)フェンス

耐風性:注意が必要(風圧を直接受ける)

特徴:完全な目隠し効果あり

適用場所:風が比較的弱いエリア限定

コスト:高め、強化工事が必要な場合多い

「参照:エクステリア工事専門企業技術情報」

 

フェンスの補強・点検方法

台風シーズン前のフェンス点検と補強は、被害を未然に防ぐ重要な対策です。特に愛知県では年2〜3回の台風接近があるため、定期的な点検が不可欠です。

 

台風前のフェンス点検ポイント

ビス・ナットの緩み確認
手で軽くゆすってガタつきがないかチェックし、緩みがあれば即座に締め直しましょう。

支柱の安定性検査
基礎部分にひび割れや傾きがないか確認し、必要に応じて控え柱の追加設置を検討します。

材質劣化の点検
木材の腐食、金属の錆び、樹脂の劣化やひび割れを早期発見し、交換時期を判断します。

事前撤去の準備
取り外し可能なフェンスは台風前に撤去し、屋内保管することで被害を完全に防げます。

 

庭木・植栽の台風対策

庭木の台風対策は剪定と支柱設置が基本となります。適切な対策により、樹木自体を守るだけでなく、倒木による近隣への被害も防ぐことができます。東海市・知多市の地域特性を踏まえた対策法をご説明します。

 

台風前の剪定・風通し改善法

樹木が受ける風圧を軽減するための剪定は、台風対策の最も効果的な方法です。風の通り道を作り、枝葉の風圧面積を減らすことで倒木リスクを大幅に軽減できます。

 

剪定箇所
剪定理由
効果
樹高カット
風圧を受ける面積を最小化
最も効果的な倒木防止策
平行枝の整理
同方向の枝は風を受けやすい
風通し改善・負荷分散
交差枝の除去
擦れ傷から病害発生リスク
健全性維持・強度向上
車枝の剪定
1箇所から多数の枝で風圧大
局所的負荷軽減

「参照:アルスコーポレーション技術資料」

 

支柱設置と倒木防止策

植栽して間もない樹木や浅根性の樹種は、支柱設置による物理的な補強が効果的です。愛知県で人気のオリーブやコニファー類は特に倒木リスクが高いため、適切な支柱設置が重要です。

 

八つ掛け支柱

構造:3〜4本の支柱を斜めに立て掛け

適用:中~大型樹木の安定化

設置場所:風向きを考慮した配置

材料:竹材または木材支柱

2本支柱固定

構造:2本の垂直支柱でロープ固定

適用:植栽初期の小〜中型樹木

設置場所:主風向に対して垂直配置

材料:アルミパイプ・結束バンド

建物固定方式

構造:樹木と建物をロープで連結

適用:建物近くの庭木全般

設置場所:高さ1.5m以上の位置で固定

材料:耐候性ロープ・樹木保護材

「参照:造園業界専門技術情報」

 

台風シーズンの準備と対策

台風への備えは事前準備と迅速な対応が鍵となります。愛知県では毎年8月〜10月にかけて台風シーズンを迎えるため、計画的な準備が重要です。

 

台風前の点検チェックリスト

台風接近の予報が出た段階で行うべき点検項目を体系化し、効率的な対策実施につなげることができます。東海市・知多市エリアの地域特性を踏まえた実用的なチェックリストをご提案します。

 

台風3日前から実施すべき点検項目

フェンス・外構構造物
□ 支柱の傾き・ぐらつき確認 □ ビス・ナットの締め直し □ 破損箇所の応急修理 □ 取り外し可能部材の撤去準備

庭木・植栽
□ 枝の剪定(特に枯れ枝・徒長枝) □ 支柱の点検・追加設置 □ 鉢植えの屋内移動準備 □ 倒木危険樹木の確認

排水・安全確保
□ 雨樋・排水溝の清掃 □ 飛散物の片付け・固定 □ 近隣への影響範囲確認 □ 緊急連絡先の準備

 

台風後のメンテナンス対応

台風通過後は速やかな被害確認と適切な応急処置が、二次被害防止と早期復旧の鍵となります。特に愛知県では塩害による影響も考慮した対応が必要です。

 

実施時期
対応内容
重要ポイント
台風直後
安全確認・危険箇所の立入禁止措置
人身事故防止最優先
翌日以降
塩分洗浄・応急支柱設置
塩害防止が愛知県では重要
1週間以内
専門業者による本格復旧
早期対応で被害拡大防止
1ヶ月後
改良工事・補強対策の検討
次回台風への備え強化

「参照:愛知県災害対策課」

 

効果的な台風対策で愛知県の住まいを守る

愛知県は台風の通り道に位置する地理的条件により、毎年のように強風被害のリスクにさらされています。しかし、適切な事前対策により被害を大幅に軽減することが可能です。

 

フェンスや外構においては、風を受け流す構造の選択と定期的な点検・補強が重要です。メッシュフェンスやルーバーフェンスなど通気性の良い材質を選び、台風前の点検で緩みや劣化を早期発見することで、倒壊リスクを最小限に抑えられます。

 

庭木・植栽に関しては、剪定による風圧軽減と支柱設置による物理的補強が効果的です。特に東海市・知多市エリアで人気のシンボルツリーは浅根性の樹種が多いため、適切な支柱設置が倒木防止の鍵となります。

 

台風シーズンには計画的な準備と迅速な対応が求められます。3日前からの段階的な点検・対策実施により、被害を未然に防ぐことができます。また、台風通過後は塩害対策を含めた適切なメンテナンスにより、植栽や構造物の長期的な健全性を維持できます。

 

株式会社原田造園では、愛知県の気候特性を熟知した台風対策工事を承っております。風害に強い外構設計から緊急時の復旧工事まで、地域密着の経験と技術でお客様の大切な住まいをお守りいたします。

 

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株式会社原田造園
〒476-0011 愛知県東海市富木島町石根36番地の2
TEL/FAX:052-603-6343
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